その判断としては表示登記が行われたかどうかで判断されています。

もう一つの条件としては建物の完成から1年以内であることが挙げられます。1年以上が経過してしまうと、表示登記を行わなければならないため新築住宅として扱うことが出来ません。物件としては新古住宅、未入居住宅などと表記されるようになります。

定義としてはこのようになっていますが、たとえ新古住宅などになったとしたら値段を安く買うことが出来、金銭面では少し楽に購入することが出来ます。しかし、雨漏りなどの保証が新築住宅の10年に比べると2年となってしまい、かなり短い期間となってしまいます。どちらを取るかは買い主しだいですが、双方の良さを理解した上で購入すると良いでしょう。

新築住宅の定義としては上記の二つですが、不動産業者としては新築として出したほうが売れるため、工事を一部未施工にしておいて、建物の完成を遅らせるというようにしているところもあります。必ずしも新築だからと飛びつかずに、きちんと広い目で吟味した上、家を購入するようにすると良いのではないでしょうか。
